縁側の種類
縁側には、濡縁とくれ縁の二種類があります。
- ■濡縁
- 外側軒下に造られる、壁や雨戸がない簡易なもので、普通は土台に板かけをし、外側には、縁束を立て、縁かまちをわたして縁板が張られ固定されていますが、持ち運びの容易にできる据え置く形式のものもあります。
濡縁の木材は、水による腐食や風化に比較的強いものである必要があり、合板やベニヤ板などの新建材は不向きであります。
防虫剤や、防腐剤を塗る場合もありますが、人が暮らす場所に塗布できるものかを考慮する必要があります。
- ■くれ縁
- 母屋の外側に下屋を造りその下に雨戸を立てて外部と内部の中間に位置する部屋としたようなもので、多くは、基礎の上には造られず、柱を束石(礎石)の上にたて、その上に縁桁と呼ばれる丸太や方形木口の平行材を掛け、小屋組をする。その下は、床組をし、長手方向に縁甲板等を張ります。
戸は、必ず雨戸と雨戸を収納する戸袋を設けるか、金属製か木製のサッシュとする、またそれらを併用して防水設備をします。